福岡 猫の島 家族で日帰り旅|相島・海の中道・宮地嶽 2026年版ガイド
文 Georgi · 更新 · 1 分で読了

猫の島、540ヘクタールの海浜公園、日本でも指折りの写真スポットとして知られる神社。性格のまったく違う3か所が、博多の北と東の海沿いに集まっています。公共交通機関での行き方、各スポットの見どころ、家族での1日の組み立て方をまとめました。
3か所をまとめて巡る理由
共通点は家族みんなが楽しめるバラエティです。相島では子どもたちが島の猫と自由に触れ合え、海の中道海浜公園には花畑、動物園、ビーチ、サイクリングロードがあり、家族それぞれが好きなものを見つけられます。宮地嶽はタイミングが合えば絶好の撮影スポット、合わなくても静かな参拝が楽しめます。
どこも博多から歩いては行けず、方向もばらばらなので、フェリーの時刻表を軸に1日を組み立てる必要があります。
各スポット詳細
相島(猫の島)
島の名前は**相島(あいのしま)**で、福岡市のすぐ外、新宮町に属します。「猫島(ねこしま)」はSNSで広まった通称で、フェリー時刻表や公式案内では「相島」と表記されています。
相島には数百年続く漁村があり、猫は漁村によくあるようにネズミ捕りとして住みつき、今では人口を上回るほどです。人口800人足らずの島に約100匹の猫が暮らし、港、細い路地、防波堤を自由に歩き回っています。
島には小さな商店と食堂が1軒ずつあります(営業時間は一定しないため、昼食を食堂頼みにしないでください)。ここはテーマパークではなく人が暮らす漁村です。島の訪問ルールを守り、猫にエサを与えないでください。住宅地の路地では静かに歩きましょう。猫たちはおおむね落ち着いていて、近くからでも簡単に撮影できます。
海の中道海浜公園
博多湾北側の細長い砂州に広がり、三方を海に囲まれた公園です。540ヘクタールと日本最大級の公園なので、1回ですべてを回るのは無理です。1〜2エリアに絞りましょう。
- 花畑: 季節ごとに植え替え。春はチューリップとネモフィラ(青い花畑)、夏はひまわりとジニア、秋はコスモス、冬はパンジー。特定の花が目当てなら、福岡市の開花情報を事前にチェック。
- 動物の森(任意、季節による):カピバラなど小動物がいて、子どもに人気。
- ビーチ: 東側の西戸崎の海岸。夏は子ども連れに好適。
- レンタサイクル: 園内で借りられます。
入園料: 大人¥450、15歳以下¥150。ベビーカー対応、全体的にフラットな地形です。園内の周回道路には専用バスが走っています。
宮地嶽神社と光の道
宮地嶽神社は宗像の海岸を見下ろす高台にあり、石の参道が玄界灘に向かってほぼ一直線に延びています。地元の参拝者と観光客が一年中訪れる神社です。
年に2回、夕日が参道の延長線上に沈む「光の道(ひかりのみち)」が見られます。時期は2月下旬と10月下旬で、正確な日程は宮地嶽神社公式サイトで確認を。この期間は午後から石段が撮影者で埋まります。
期間外でも参道は美しく、拝殿前の巨大な注連縄(直径1m超、重さ約3トン)と玄界灘を望む眺望は充分に見ごたえがあります。
アクセス
相島:新宮町営渡船
相島行きの船は**新宮漁港から出ます。新宮町営の渡船「しんぐう」で、所要約17分**です。
- 運賃(片道): 大人¥480、小学生¥240。未就学児は大人1人につき1人無料。
- 便数: 季節により1日5〜6便。新宮発の最終便は3月1日〜10月31日が18:10、11月1日〜2月28日が17:40です。
- 混雑: 土日祝日は満席になり、乗船できない場合があります。
- 天候: 時化(しけ)による欠航は出航30分前に判断されます。
お出かけ前に新宮町の渡船時刻表を必ず確認してください。福岡県観光サイトの相島ページも参考になります。
港までの行き方: 新宮町コミュニティバスを利用します。1号線はJR福工大前駅(JR鹿児島本線)から約10分、2号線は西鉄新宮駅から約12分。運賃は¥100です。
海の中道海浜公園
博多からJR香椎線で海ノ中道駅まで約40分、¥460。駅が公園内にあります。
宮地嶽神社
天神から西鉄バスで宮地嶽神社前バス停まで約50分、¥710。本数は30〜60分に1本程度なので、西鉄の時刻表を確認してください。
1日の組み立て方
相島、海の中道、宮地嶽は博多からそれぞれ違う方向にあるため、公共交通機関で1日に3か所回るには乗り継ぎの綿密な計画が必要です。まずフェリーの時刻表を基準にしましょう。福岡に2日滞在できるなら、分けて回るほうがゆとりがあります。
他の福岡発日帰りツアーも気になる方はkitaq.travelのツアーハブで一覧をご確認ください。
こんな方におすすめ
- 5〜12歳のお子さん連れのご家族: 相島の猫との自然な触れ合い、海の中道の花畑や動物、短時間でも回れる宮地嶽と、年齢に合った内容が続きます。
- 1日でバラエティを求めるカップル: 3か所すべて性格が違い、1日中飽きません。
- 猫好きな方: 相島は日本でよく知られた猫の島の一つで、大都市から最も行きやすい部類に入ります。
- 2月下旬・10月下旬に訪れる写真愛好家: 光の道はこの地域で一年で最大の撮影イベントです。
こんな方には不向きです
歴史・寺社仏閣を深く学びたい方: 歴史的な深みがあるのは宮地嶽神社だけです。日本の宗教史が目的なら、宮地嶽を半日かけて回るか、宗像ユネスコ日帰りツアーの方が向いています。
猫・動物アレルギーをお持ちの方: 相島は島全体に猫がいて、フェリー待合所や港周辺にもいるため、避けるのは難しいです。アレルギーが心配なら島は見送りましょう。
ゆっくり滞在したい方: 1日に3か所を詰め込むと、フェリーの時刻表に合わせて動くことになります。のんびり回りたいなら2日に分けましょう。
光の道の時期 2026
- 2月シーズン: 2月下旬(日程は宮地嶽神社公式サイトで確認を)
- 10月シーズン: 10月下旬(光の道・夕陽のまつり)
どちらの時期も石段が混雑するので、旅程が重なるなら早めの到着を計画しましょう。期間外でも、午後遅めの光の中の参道は写真映えします。
撮影メモ
相島: フェリー乗り場近くの防波堤の猫たちが一番撮りやすいです。海を背景にした写真なら、漁船が並ぶ港沿いを東へ歩いてみてください。朝の光がきれいで、スマートフォンのカメラで十分です。
宮地嶽: 光の道の定番カットは、本殿前の石段上段から海へ向かう参道を見下ろす構図です。光の道シーズン中は16:00以降に撮影者が密集するため、人を入れずに撮りたいなら15:30までに到着しましょう。
よくある質問
相島(猫島)はどんな島ですか? 約100匹の猫が自由に暮らす小さな漁村の島です。猫は落ち着いていて人懐っこく、島の散策は30〜45分ほど。島のルールを守り、猫にエサは与えないでください。
相島行きの船はどこから出ますか? 新宮町の新宮漁港から出ます。町営渡船で約17分、片道は大人¥480・小学生¥240、季節により1日5〜6便です。港へはJR福工大前駅か西鉄新宮駅から新宮町コミュニティバス(¥100)で行けます。
宮地嶽神社の「光の道」はいつ見られますか? 2月下旬と10月下旬の年2回。正確な日程は神社の公式サイトで確認を。それ以外の時期も神社は美しいですが、光の道は見られません。
この日帰り旅はどんな方に向いていますか? 5〜12歳のお子さん連れのご家族、1日でバラエティを求めるカップル、2月・10月の光の道シーズンに訪れる写真愛好家。
公共交通機関で1日に3か所回れますか? 計画すれば可能です。町営渡船で相島、JRで海の中道(¥460)、西鉄バスで宮地嶽(¥710)。フェリーの時刻表を軸に組むか、2日に分けましょう。
九州各地の猫の島、猫神社、猫カフェは九州の猫にまとめています。
時刻表や地図を見るにはデータ通信が必要です。旅行前にkitaq.travelの日本eSIMガイドもぜひご活用ください。
写真クレジット
- 写真: ShinguTown, CC BY-SA 4.0
- 写真: そらみみ, CC BY-SA 4.0 (改変あり)
- 写真: そらみみ, CC BY-SA 4.0 (改変あり)